2001.7.31.更新

麻苧(あさお)の滝

その周辺に自生する山野草

 麻苧(あさお)滝は、源の丁須の西の中間峰に水源があります。滝の高さは約40mで、滝の断崖から麻の簾(すだれ)を垂らしたような飛瀑となっていることから、「麻苧の滝」と名付けられました。古くから山岳信仰の修験場として知られ、山中には数多くの石仏が散在しています。

 本校から歩いて約10〜15分で麻苧の滝に行くことができます!
本校の文化祭である「あさお祭」や文集の「麻苧(あさお)」は、この麻苧の滝に由来しています。


2001年7月3日撮影
国道18号線から見た麻苧の滝方面 麻苧の滝周辺は自然公園となっています。
「麻苧の吊り橋」と「龍駒山」

 麻苧の滝周辺には、この他にも「曽瀧(そうだき)」「祖滝(そだき)」「母滝」「自行滝」「子滝」「孫滝」など7つの滝(「麻苧七滝」)があります。「麻苧の滝」は「父滝」とも呼ばれています。「銭洗弁天」「行満水」「安産岩」「爆見(たきみ)橋」などが麻苧の滝までの登山道に沿ってあり、御岳稜線登山コースが龍駒山山頂を経由して丁須の頭、妙義山へと続いています。


麻苧の滝周辺の岩場には、貴重な山野草が自生しています。

 特に自生している「ウチョウラン」はたいへん珍しい山野草です。岩壁にあるため観察には双眼鏡などが必要です。下の写真は、絶壁にはしごをかけて望遠で撮影したものです!(^^)・・・・2001年7月3日撮影
 
※このウチョウランの第1発見者は、本校へ公使として勤務している武井さんです。

ウチョウラン キスゲ(キツゲ)のなかま
※ユウスゲ(キスゲ)・・・ユリ科
トラノオ

ウチョウラン Ponerorchis graminifolia Peichenbach fil.

 「羽蝶蘭(ウチョウラン)」・・・・蝶が羽を広げたように見立てて、羽蝶蘭(ウチョウラン)という名がつけられたと言われていますが、はっきりしたことはわかっていません。本州、四国、九州に分布する日本特産のランです。谷川の岩壁、イワヒバの根塊、岩場のわずかな土壌など(九州南部では樹上に着生することがあります)に根を伸ばして自生しています。紅紫色の小さな花をつけるチドリ類がもっとも代表的な品種です。自生しているものは茎が斜め上に伸びて、葉が垂れ下がっていますが、栽培したものは茎がまっすぐに伸びて葉も垂れ下がりません。ウチョウランはブームとなり、現在は自生しているものを見つけることが、だんだん難しくなっています。


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